ジェイン・マクゴニガルによる話題作Reality is Brokenの日本語訳『幸せな未来は「ゲーム」が創る』が今月出版され,早くも反響を呼んでいる.
これまでにシリアスゲームジャパンでの翻訳者による紹介だけでなく,日経新聞電子版の書評やエキサイトレビューのくだけた書評も読むことができる.これ以外にも,著者を「NHKスペシャル 世界ゲーム革命」(「ゲームレボリューションII 賢者の予言」)の放送で見た人も多いだろう.
IGDA日本のアカデミックブログです。研究・教育・人材育成・学会動向といった学術系情報を発信・蓄積していきます。ゲーム産業における学から産の、風とおしのよい窓口になればと思います。学術活動の情報発信でIGDA日本に協力して頂ける方は、IGDA日本(academic(アットマーク)igda.jp)担当山根までご連絡ください。また、ゲーム関係者は、是非、ご講読して役立ててください。また気軽にコメントください。それでは、よろしくお願いします。 ※このサイトに書かれている内容は、各執筆者の個人的な意見・見解であり、IGDA日本の公式な意見ではありません。
2011年10月31日月曜日
2011年10月13日木曜日
2011年10月10日月曜日
ゲーム教育の大学間競争 (上)
本ブログではこれまで「ゲーム研究の教科書」(2009年9月)「大学のゲーム講義をダウンロード 」(2010年1月)をはじめとする国内外の大学でのゲーム教育を紹介してきた.
日本国内でも,東京工科大,東京工芸大,神奈川工科大,大阪電気通信大,立命館大学などが単発の講義にとどまらない体系的な教育に着手しているし,多くの専門学校が4年制のカリキュラムを設置して高度な教育に取り組んでいる.しかし,どの学校がどれだけすぐれた教育を行なっているのかは分からない.世界各地の大学でどれだけのゲーム専攻が新設され,世界の学生はどのようにして進学先を選んでいるのだろうか.
日本国内でも,東京工科大,東京工芸大,神奈川工科大,大阪電気通信大,立命館大学などが単発の講義にとどまらない体系的な教育に着手しているし,多くの専門学校が4年制のカリキュラムを設置して高度な教育に取り組んでいる.しかし,どの学校がどれだけすぐれた教育を行なっているのかは分からない.世界各地の大学でどれだけのゲーム専攻が新設され,世界の学生はどのようにして進学先を選んでいるのだろうか.