2015年1月1日木曜日
2012年11月25日日曜日
海外学術誌の日本のゲーム特集と国際ワークショップ
海外の学術誌が日本のゲームについての論文を募集しているので紹介します.
CEDEC2010キーノートスピーカーである石井裕は雑誌記事で「日本で大変素晴らしい研究をして、日本国内の学会に日本語で報告したとしよう。しかしそれだけでは、日本以外の「世界」から見るとその研究は存在していないに等しい。世界にインパクトを与えるチャンスもない。」と書いています.これはゲーム研究の場合でも同様で,たとえば学術論文を検索するGoogle Scholarで世界の人が日本のゲームを調べようとすると,英語圏のゲームに比べて件数が少ないし短い文英語献ばかりヒットする.つまり,日本のゲームは国境を越えてきましたが,日本のゲームについての学術的な評価や研究は国境を越えていないのが現状です.そこで,世界の誰にでも見つけやすいところで日本のゲーム研究を発信することが研究者に求められますが,日本のゲームについての研究情報を世界に発信する場所はまだ存在しません.
今回,日本のゲームについて研究論文を募集しているのはカナダのケベック州モントリオール周辺を拠点とするKinephanosというオンライン論文誌 (ISSN 1916-985X)の特集号で,英語またはフランス語で書かれた論文をオンラインで出版しています.
ケベックは州政府によるゲーム産業の誘致政策が有名ですが,それ以前から映画研究をはじめとする文化研究の拠点があり,たとえば2008年のホラーゲーム研究の国際会議(2009年に論集出版)はゲーム研究者の層の厚さを示すものとして日本でも話題になりました.
以下に,投稿募集の非公式日本語訳を掲載します.(最新情報は公式サイトで確認できます.) 日本のゲームに関する学術情報がほとんどないという現状を変えようという意欲が伝わってきます.なお,この日本ゲーム特集号の編集委員をつとめるMartin PicardとJérémie Pelletier-Gagnonの両博士は現在日本に長期滞在中で,来月12月7日夜に都内にて国際ワークショップ「Thinking Video Games in Japan: Towards Collaboration in Game Research」(「日本でビデオゲームを考える: ゲーム研究のコラボレーションに向けて」)にて発表する予定です.国際的なゲーム研究シーンに関心のある方はぜひご参加ください,(ワークショップには本SIGからも筆者が発表参加する予定です).
CEDEC2010キーノートスピーカーである石井裕は雑誌記事で「日本で大変素晴らしい研究をして、日本国内の学会に日本語で報告したとしよう。しかしそれだけでは、日本以外の「世界」から見るとその研究は存在していないに等しい。世界にインパクトを与えるチャンスもない。」と書いています.これはゲーム研究の場合でも同様で,たとえば学術論文を検索するGoogle Scholarで世界の人が日本のゲームを調べようとすると,英語圏のゲームに比べて件数が少ないし短い文英語献ばかりヒットする.つまり,日本のゲームは国境を越えてきましたが,日本のゲームについての学術的な評価や研究は国境を越えていないのが現状です.そこで,世界の誰にでも見つけやすいところで日本のゲーム研究を発信することが研究者に求められますが,日本のゲームについての研究情報を世界に発信する場所はまだ存在しません.
今回,日本のゲームについて研究論文を募集しているのはカナダのケベック州モントリオール周辺を拠点とするKinephanosというオンライン論文誌 (ISSN 1916-985X)の特集号で,英語またはフランス語で書かれた論文をオンラインで出版しています.
ケベックは州政府によるゲーム産業の誘致政策が有名ですが,それ以前から映画研究をはじめとする文化研究の拠点があり,たとえば2008年のホラーゲーム研究の国際会議(2009年に論集出版)はゲーム研究者の層の厚さを示すものとして日本でも話題になりました.
以下に,投稿募集の非公式日本語訳を掲載します.(最新情報は公式サイトで確認できます.) 日本のゲームに関する学術情報がほとんどないという現状を変えようという意欲が伝わってきます.なお,この日本ゲーム特集号の編集委員をつとめるMartin PicardとJérémie Pelletier-Gagnonの両博士は現在日本に長期滞在中で,来月12月7日夜に都内にて国際ワークショップ「Thinking Video Games in Japan: Towards Collaboration in Game Research」(「日本でビデオゲームを考える: ゲーム研究のコラボレーションに向けて」)にて発表する予定です.国際的なゲーム研究シーンに関心のある方はぜひご参加ください,(ワークショップには本SIGからも筆者が発表参加する予定です).
2011年3月26日土曜日
Google Summer of Code 2011: 夏休みのプログラミング奨学金
Google Summer of Code は,Google社がオープンソースソフトウェア開発プロジェクトを選定し,その開発に参加する学生に奨学金を提供する夏期プログラムである.今年もまた採択されたプロジェクトが発表され,世界各地の学生がプログラミングの腕試しとして応募先のコミュニティを巡回しているところだ.
2010年11月6日土曜日
Global Game Jam 2011 への道 (11/16追記)
IGDAが主催する世界同時ゲーム開発イベント「Global Game Jam」の開催地募集・参加者募集がはじまった.次回のGlobal Game Jamは2011年1月28日から30日にかけて開催され、数千人の参加者が週末にゲームを完成させ、相互評価を行う.
以下の本記事ではまずGlobal Game Jam(以下,GGJ)の概要についてふりかえり,そして国内からの参加登録/開催地登録をする方法を解説する.「2日間でゲーム開発に挑戦したい」「ゲーム開発者の輪に参加したい」「プロトタイピング開発の経験を積みたい」「ゲーム開発研修の場を持ちたい」といった関心をもっている方は国内のGGJ会場でのゲーム開発や開発支援に参加して新たな経験を積んでほしい.
以下の本記事ではまずGlobal Game Jam(以下,GGJ)の概要についてふりかえり,そして国内からの参加登録/開催地登録をする方法を解説する.「2日間でゲーム開発に挑戦したい」「ゲーム開発者の輪に参加したい」「プロトタイピング開発の経験を積みたい」「ゲーム開発研修の場を持ちたい」といった関心をもっている方は国内のGGJ会場でのゲーム開発や開発支援に参加して新たな経験を積んでほしい.
2010年9月9日木曜日
SIG-INDIE7の概要!
同人・インディーゲーム部会(SIG-INDIE)世話人、東京工業大学特任講師の七邊と申します。ウェブではyakumoという名前で活動しています。こちらのブログには初投稿になります。
今週9月11日(土)、SIG-INDIEは、秋葉原UDXマルチスペースにて、「実践事例から学ぶプロデュース・PR術ー手にとってもらえるテクニックー」【9月11日(土)13:30-17:30】を開催いたします。
今回の研究会のテーマは、「制作したソフトをどうやって手にとってもらうか?」と「商業で活動するにはどうすれば良いか?」です。これまで多くの同人サークルさんにお話を伺う過程で、しばしばこれらのことが問題として挙げられていました。そこで、第2部では同人ゲーム、第3部では商業ゲームの開発・販売・流通の現場にいらっしゃる方々に、それぞれのテーマについてご発表いただきます。ここでは、それぞれのご発表を聴く上でのいくつかのポイントについて、私なりにまとめてみたいと思います。
今週9月11日(土)、SIG-INDIEは、秋葉原UDXマルチスペースにて、「実践事例から学ぶプロデュース・PR術ー手にとってもらえるテクニックー」【9月11日(土)13:30-17:30】を開催いたします。
今回の研究会のテーマは、「制作したソフトをどうやって手にとってもらうか?」と「商業で活動するにはどうすれば良いか?」です。これまで多くの同人サークルさんにお話を伺う過程で、しばしばこれらのことが問題として挙げられていました。そこで、第2部では同人ゲーム、第3部では商業ゲームの開発・販売・流通の現場にいらっしゃる方々に、それぞれのテーマについてご発表いただきます。ここでは、それぞれのご発表を聴く上でのいくつかのポイントについて、私なりにまとめてみたいと思います。
2010年4月21日水曜日
世界同時多発ゲーム開発: Global Game Jam 2010 を振り返る (中編)
前編(2010年4月8日)に続いて,Global Game Jam 2010の報告の続きをお送りする.GGJ2010で制作された数百点のゲームはクリエイティブ・コモンズのライセンスに従ってダウンロードし再配布することができる.その公式ウェブサイトでは開発者が登録したプロフィールを見たり採点やコメントを寄せることも可能で,そうした世界各地の人に評価してもらえることもGGJの魅力の一つである.
どのようなゲーム教育拠点で作られた作品が高評価を得たのだろうか.GGJでは日本を含むアジアオセアニアから中近東,ヨーロッパそして南北アメリカ大陸の東から西へと,時差とともに次々に作品が公表された.Unity Web PlayerやFlash Player最新版をインストールすればブラウザから実行できる手軽なゲームも多いので興味のある方はダウンロードしてもらいたい.
以下では個人的に印象に残った作品をチームについて紹介する.まずGGJ最大規模の勢力である北欧の拠点,Nordic Game Jamから.
どのようなゲーム教育拠点で作られた作品が高評価を得たのだろうか.GGJでは日本を含むアジアオセアニアから中近東,ヨーロッパそして南北アメリカ大陸の東から西へと,時差とともに次々に作品が公表された.Unity Web PlayerやFlash Player最新版をインストールすればブラウザから実行できる手軽なゲームも多いので興味のある方はダウンロードしてもらいたい.
以下では個人的に印象に残った作品をチームについて紹介する.まずGGJ最大規模の勢力である北欧の拠点,Nordic Game Jamから.
2010年4月8日木曜日
世界同時多発ゲーム開発: Global Game Jam 2010 を振り返る (前編)
去る1月末に開催されたIGDAのGlobal Game Jam 2010では,世界各地の学生やインディーゲーム開発者が週末の2日間でゲーム開発を行うとともにインターネットを通じた相互評価を行った.ここでは日本国内および海外の参加者の様子を報告し,今後の課題について考察したい.
2009年11月24日火曜日
2009年11月20日金曜日
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