2014年6月7日土曜日

夏休みのゲーム留学: ゲームのサマースクール

 この10年あまりでゲーム教育が発達した北米では,ゲーム専攻のある高等教育機関の数は数百校にのぼる(業界団体ESAの最近の調査では,アメリカ国内だけでも381のゲーム専攻が存在する).
アメリカの特徴としては,ゲーム専攻にも多様性があり,2年制の短大から5年間の大学院博士課程,さらには現役の社会人向けの短期間の集中講座まで多くの選択肢が存在する.
 今回は,この中でも夏休み中に大学で行われるサマースクールについて紹介する.

2014年5月13日火曜日

Global Game Jam 2014 ふりかえり

転職などで主筆の記事の更新が滞っていましたが,再開します.まずは1月末のGlobal Game Jam 2014について。

国内報道

今回のGGJ14でも同様に北は北海道から南は沖縄まで,数多くの国内会場が開設されました.
それにともない,社会的な認知もかなり進んだと思われます.以下は当方が観測した範囲での国内報道一覧です.各会場をカバーしきれなくなったことで,密着取材の記事が増えています.

2014年1月24日金曜日

Global Game Jam 2013 から Global Game Jam 2014 へ

いよいよ本日からGlobal Game Jam 2014がはじまる.本ブログではGlobal Game Jamについて5月に前編を書いたあと,時間が空いてしまった.本記事では後編として、GGJ2013のふりかえりとGGJ2014の展望を駆け足で行いたい.

2013年11月25日月曜日

国際学会 FDG2013 参加報告 (下)

国際会議FDG2013参加報告の後編です.前回からずいぶん時間があいてしまいました. 都会から遠く離れた会場で,発表数を厳選してあえて小規模で開催されるこの国際会議について,その歴史,講演,ワークショップなどを紹介してきました.今回はしめくくりとしてデモセッションと博士コンソーシアムなどについて報告します.

2013年9月4日水曜日

国際学会 FDG2013 参加報告 (中)

ゲームの産学連携を目的とする国際学会FDG(Foundations of Digital Games)について,前編の記事ではその成り立ちについて紹介した.今回の中編では,いよいよ国際会議FDG2013のプログラムに即した参加報告に入る。

2013年7月30日火曜日

オバマ政権を支えるゲーム専門家(追記)

オバマ政権は(それ以前の政権とは異なり)ゲームを批判するのではなく,有効に活用したいという意向を持っていた.しかしそれまで大統領府にも議会にも省庁にもゲーム産業との協力関係がなかったため,ゲームの効用についてオバマ政権にアドバイスできる外部の人材が必要とされていた.

アドバイザの役割

アメリカでは第二次世界大戦のころから,科学やハイテクの専門家が中立的な視点からアドバイスを行い,大統領の意思決定を支援する「科学技術政策アドバイザ」という役職が存在する.ただし日本ではこの科学技術アドバイザのイメージが非常に悪い.原水爆開発において果たした科学者の役割(ナチスドイツから逃れてアメリカ大統領に原爆開発を進言したり,冷戦時代の核開発競争にも影響を与えた物理学者)のイメージはいまでも強いし,さらに日本国内でも原子力発電所の安全性を宣伝した学者の前例もある.ようするにゲームに出てくる悪の科学者のイメージです。
 こうした科学者不信に応えて,オバマ政権では科学技術アドバイザの選任や議事は迅速に公表されており,ゲーム産業についてもホワイトハウスでどういう会合があったかは公開され,会合がない場合はスタッフがブログで情報を開示して透明性を確保しようとしている.本記事ではそうした公開情報からホワイトハウスにおけるゲーム専門家の活動を紹介したい.