2018年2月11日日曜日
2015年2月19日木曜日
GDC15 アカデミック・プレビュー
世界最大のゲーム開発者の国際会議,GDC(Game Developers Conference)が今年は3月第1週に開催される. 我々IGDA日本も告知協力を行っており,さらに本記事ではアカデミック関係(教育・研究)の観点からプログラムを紹介したい.
産学交流の場として
GDCはゲーム産業における産学連携の場として重要な役割を果たしてきた.特にGDC2002で開かれた「IGDA Academic Summit」はその後のIGDAカリキュラムフレームワークやEducation SIGの立ち上げだけでなく,IGDA日本の立ち上げに大きな影響を与えている(新清士「ゲーム産業と学術研究機関の関係」参照).その後,ヨーロッパ発祥のDiGRA世界大会, 小規模会場での開催にこだわるGDCSE(のちのFDG),あるいは人工知能のAIIDEやSIGGRAPHのように分科会から発展した専門性の高い国際会議など,特色ある 学術会議の種類も増えてきた.GDCはそれらの国際学会のように専門家が最先端の発表を競う場ではないが,その一方で,それらの専門分野ごとの集まりでは出会えない業界を越えた交流の場所としてGDCは機能している.
2015年1月1日木曜日
2014年1月24日金曜日
Global Game Jam 2013 から Global Game Jam 2014 へ
2013年5月30日木曜日
Global Game Jam 2013: 4ヶ月後の振り返り (前編)
2012年10月5日金曜日
[速報] Global Game Jam 2013 (1月25-27日) 会場募集はじまる
IGDAが毎年1月最後の週末に開催するGlobal Game Jamが近づいてきた.今回もすでに参加者募集に先立って,ゲームジャム会場の登録がはじまっている.ゲームジャム会場を確保して登録するまでのやり方は昨年までと同じで,過去のGlobal Game Jamで参加者登録した人は同じIDでログインできるし,初めての人もユーザ登録してゲームジャム会場を登録できる.
ゲームジャム会場に必要な用意は過去のWiki(一部日本語あり)や新しいサイトのWikiにもまとめられているが,学校でも深夜営業のレストランでも民家でも登録して参加者を募集することができる.
今年も早速,沖縄でGlobal Game Jam Okinawa 2013 開催を目指す会や福島の有志が名乗りをあげており,北は北海道から南は沖縄までの同時多発ゲーム開発イベントが期待される.
申請した会場は定期的に公式サイトの会場一覧に公開されていく予定だが,前々回のGGJ11の報告でも触れたトルコ・ブラジル・タイといった新興国がさっそく加わっており,その一方で,カリフォルニア大学サンタクルーズ校,前回GGJ11で日本からの参加もあったシカゴのDe Paul大学といったゲーム教育拠点も引き続き参加している.
IGDA日本では毎年Global Game Jamについての日本語情報を発信してきたが,今年も多くの方々にGlobal Game Jam会場に参加し,あるいは開発現場からのネット中継を視聴して,新たなゲームがつくられる現場に触れてほしいと期待している.
付記: Global Game Jam をモデルにしてIGDA日本が開催した福島ゲームジャムについての報告を,来る10月13日(土)午前中に福島市にて行います.発表後にはGlobal Game Jam関連のご質問にもお答えできますので,福島周辺の方はぜひご来場ください.
2012年4月22日日曜日
GGJ12をふりかえって: グローバル化するゲームジャムの今後
過去最大のゲームジャムのインパクト
2012年2月29日水曜日
GGJ12 アカデミックレビュー (中編) : 基調講演をめぐって
2012年1月10日火曜日
Global Game Jamの登場と注目を受ける背景
なぜ、Global Game Jamが注目すべき重要なイベントなのか、どういう背景から登場することになったのかを紹介している内容です。なぜ、インディゲームはこの10年で台頭してくるようになったのか、GGJに近いコンセプトへと発展することになったカーネギーメロン大学のプロジェクトなどを紹介させていただいています。
長文ではありますが、ご参照いただければ幸いです。
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■文部科学省ポータルサイトの 東京工科大学グループ成果報告「平成22年度 産学連携による実践型人材育成事業−専門人材教育推進プログラム−」 報告書「ゲーム産業における実践的OJT/OFF-JT 体感型教育プログラム」より
4.2 国内外のゲーム産業と教育事例
− GGJ2011 東京サイト 基調講演主旨 −
IGDA 日本支部 新 清士
今回開催される Global Game Jam2011 に、日本から150名もの参加があるということは、今後世界のゲーム史を見てみても、極めて重要な出来事として記憶される可能性が高い。
というのも、今年はゲーム産業、ゲーム開発において、大きなパラダイム・シフトがまさに起きつつある時期だからである。パラダイムとは「世界をどのように見るか」、パラダイム・シフトとは「世界の見方、とらえ方が変わる」ということである。パラダイム・シフトが起きているときは、それに巻き込まれている人は、パラダイム・シフトが起きていること自体自覚することが極めて難しい。
ゲーム産業に関しては、パラダイム・シフトは常に、新たなコンソールマシンの開発と、そのハードウェアの特徴を活かしたゲームタイトルによってもたらされた、いわば「企業側からの提案」として起こってきた。このパラダイム・シフトに関与するには、企業側にいなければ関与することはできない。しかし、Global Game Jamは、自分さえ望めば誰でもこのパラダイム・シフトに関与できるという、これまでに無かったイベントである。
Global Game Jamの重要度は、現状のゲーム開発をとりまく様々な問題や危機意識を共有する、特に現場のクリエイターから認知が広がってきており、これはユーザの不満とも合致する。企業ではなく、ゲームに実際に触れる側に充満したムードが、一気にシンクロクロニシティをよび、一気に勢いづくタイミングなのである。
といっても、Global Game Jamで、コンソール機の開発が行われるわけではない。参加者はいつも手慣れたツールや開発環境を使い、主にPC上で動作するゲームを作る。出来上がったゲームは専用のwebサイトにアップロードし、ユーザがこれをダウンロードしてプレイするというイベントである。しかも、これが直接ビジネスになるわけではない。
にも関わらず、なぜこの世界同時多発イベントがこれだけ注目すべき存在なのだろうか。これを理解するには、ここ10年ほどのゲーム開発をめぐる動向を俯瞰する必要がある。
2011年11月20日日曜日
Googleによる中高生向けの開発参加支援 Google Code-in はじまる
Google Summer of Codeに続く新たな取り組み
オープンソースソフトウェアやフリーソフトウェアの開発に参加する学生を対象として,Google社が奨学金を出す夏のイベント「Summer of Code」については昨年の記事で紹介した(「オープンソースのゲーム開発とGoogleの奨学金」, 2010). メールやチャットでベテランの指導を受けながら,夏休みの間に自宅でソフトウェア開発に取り組むことで何十万円かの奨学金を獲得できるというこの試みは,世界各地の学生にインパクトを与えた.課題を出すプロジェクトの分野もさまざまで,OSからプログラミング言語,そしてゲームのマップ作成まで含まれる.今回はその拡大版とも言えるGoogle Code-in について紹介したい.2011年3月26日土曜日
Google Summer of Code 2011: 夏休みのプログラミング奨学金
2011年2月21日月曜日
Global Game Jam 2011 を振りかえる
各会場によって運営ポリシーは柔軟に設定できるが,IGDA日本では昨年から世界的なゲーム開発拠点の様子を紹介するなどして,学生と社会人とがコラボレーションできるような会場運営を支援した.またUstream中継などでコンピュータの経験がない人でも独自のスキルで参加できることもアピールした.その結果,日本国内の3ヶ所で即席の混成チームによる濃密な開発の場を出現させることができた.
以下では、期間中からの記事をまとめて紹介する.さらに(読み通すには分量が長くなるが)これから開催される報告会や,今年の新動向についても述べたい.
2010年11月6日土曜日
Global Game Jam 2011 への道 (11/16追記)
以下の本記事ではまずGlobal Game Jam(以下,GGJ)の概要についてふりかえり,そして国内からの参加登録/開催地登録をする方法を解説する.「2日間でゲーム開発に挑戦したい」「ゲーム開発者の輪に参加したい」「プロトタイピング開発の経験を積みたい」「ゲーム開発研修の場を持ちたい」といった関心をもっている方は国内のGGJ会場でのゲーム開発や開発支援に参加して新たな経験を積んでほしい.
2010年9月9日木曜日
SIG-INDIE7の概要!
今週9月11日(土)、SIG-INDIEは、秋葉原UDXマルチスペースにて、「実践事例から学ぶプロデュース・PR術ー手にとってもらえるテクニックー」【9月11日(土)13:30-17:30】を開催いたします。
今回の研究会のテーマは、「制作したソフトをどうやって手にとってもらうか?」と「商業で活動するにはどうすれば良いか?」です。これまで多くの同人サークルさんにお話を伺う過程で、しばしばこれらのことが問題として挙げられていました。そこで、第2部では同人ゲーム、第3部では商業ゲームの開発・販売・流通の現場にいらっしゃる方々に、それぞれのテーマについてご発表いただきます。ここでは、それぞれのご発表を聴く上でのいくつかのポイントについて、私なりにまとめてみたいと思います。
2010年9月7日火曜日
Unityが優れたゲーム開発教育の取り組みに25万ドル相当の開発環境を寄贈
プロジェクト概要
9月1日,ゲームエンジン「Unity」シリーズを開発するUnity Technology社が「Unity Mobile Generation Education project」を発表した.これは世界各地の教育機関を対象としたもので,Unityを使った授業計画を募集し,優れた提案を行った教育機関には有料版のUnity開発環境(Unity Pro v3.0, Unity Android Pro v3.0 Pre-release, そしてAndroid OSを搭載したGoogle Nexus One)が20人分寄贈される.本記事では、この公募が目指す次世代教育について解説する。
2010年8月20日金曜日
ゲーム開発教育プログラムが文部科学省の今年度事業に採択される (速報)
文部科学省は平成22年度「産学連携による実践型人材育成事業 専門人材の基盤的教育推進プログラム」の公募を行い、産業界と高等教育機関とが協力して人材育成に取り組む試みを募集し審査と予算配分を行っています。全国各地で教育改革にとりくんでいる大学や専門学校が応募したこの事業で,ゲーム関連の取り組みが採択されるのは容易ではありません.
今回、その採択事業の一つに選ばれたのが、東京工科大学を代表校とするグループによる「ゲーム産業における実践的OJT/OFF-JT体感型教育プログラム」の提案です.委員の正式な任命などの手続きがまだ完了していませんが,IGDA日本のメンバーも産業界と高等教育機関の橋渡しをする団体としてこの取り組みに参加しているので,教育・人材育成面での注目点を速報としてお知らせします.
本事業から、ますます高度になっていくゲーム開発に対する近年の教育界の取り組みをうかがうことができるでしょう.
2010年5月24日月曜日
世界同時多発ゲーム開発: Global Game Jam 2010 を振り返る (後編)
2010年5月4日火曜日
IGDA日本セミナーをネット中継します(5/10)
平日夜の開催となりましたが、Twitterで事前の論点整理を行い,国際大学GLOCOMの協力によりUstreamでネット中継します。 (予告用のTwitterのハッシュタグは #igdaj です。)
2010年4月21日水曜日
世界同時多発ゲーム開発: Global Game Jam 2010 を振り返る (中編)
どのようなゲーム教育拠点で作られた作品が高評価を得たのだろうか.GGJでは日本を含むアジアオセアニアから中近東,ヨーロッパそして南北アメリカ大陸の東から西へと,時差とともに次々に作品が公表された.Unity Web PlayerやFlash Player最新版をインストールすればブラウザから実行できる手軽なゲームも多いので興味のある方はダウンロードしてもらいたい.
以下では個人的に印象に残った作品をチームについて紹介する.まずGGJ最大規模の勢力である北欧の拠点,Nordic Game Jamから.